三鈷杵


密教法具のひとつで、両端にある爪状の部分が3つのものを三鈷杵と呼びます。爪状の部分を鈷といい、銛から変化したものといわれ、悟りをさまたげるものを払うとされています。堅固であらゆるものを撃ち砕くことから「金剛」と呼ばれ、古代インドでは武器として用いられていました。密教では、煩悩を打破する菩提心の表象として用います。

材  質 : 真鍮製
技  法 : 鋳造
表面処理 : 金めっき
サイズ  : hx